03パリ3大好きな美術鑑賞で、 目と心のビタミンはたっぷり摂らさせて頂きましたが、 ここらで、身体の栄養も摂取(*^_^*) こちらは得意中の得意、 お昼時はお目当てのオルセー美術館内レストランへ。 上の写真はかつて貴賓室だったという、豪華なお部屋のレストラン。 11時半~2時半までのランチタイムはお日さまサンサンで気持ちいいです。 ボーイさんたちのサービスも感じよくて、お勧めです。 さて、肝心のお食事は、私はセットメニュー。 こういうのって、オーダーも簡単だしお得なのよね。 日頃のランチメニューで感を研ぎ澄ませていますから(笑) 失敗も少ないです。 そして写真は、凱旋門のそばのレストランで 既に心に決めていたタルタルステーキ。 連れが、はやる心に、ついつい少し箸(フォーク)を つけたお皿でごめんなさいデス。 生牛肉のミンチに卵を落としてある...まるっきりユッケです。 タルタルステーキとユッケ、 果たして食べ方のルーツは同じかしら? お味はGOOD! ただ、注文するときにボーイさんが、生のお肉ですよ!と 2~3度確認していたのが可笑しかった (o^-^o) ウフフ イギリスや、お隣のイタリアでも生の牛肉を食べる習慣あるのでしょうか? レアのステーキ、では無く、すっかり生です。 もっとも、わたしはお刺身や「牛さし」も大好きですけれど... ついでに、「牛のたたき」はなお好きです(笑) そうそう、豪華なレストランではありますが、 お値段はフツウで、お支払いを気にしなければならないということは 全くありません。 その点でもお勧めですヨ。 パリ、オペラ座近くの果物屋さんの店先です。 沢山の秋の味覚が勢ぞろい。 実りの秋をこんなところでも実感。 日本でも、最近計り売りが見直されてきているような気がしますが、 新鮮な野菜や、果物にはプラスチックケースやラップが 似合わないような気がします。 こういう風にツヤツヤお顔?が並んでいると、 果物さんたちも喜んでいるように見えませんか? パリを旅したのがちょうど10月中旬だったこともあり、 レストランのディスプレーもハローウィンで 大きなパンプキンが並んでいました。 お店の中では 生牡蠣を召し上がっているのがチラッと見えました。 美味しそうだな~とちょっぴり羨ましくもありましたが、 昨日UPの“生肉”と“生がき”では食べあわせが悪いかも...と思い、 自粛したしだいです。(笑) いよいよフランス旅行も8日目、 パリ滞在では4日目になりました。 こちらは今回是非とも訪れてみたかった骨董市が並ぶクリニャンクール。 パリの北18区の北はずれにあり、地下鉄を乗り継いで行きましたが、 想った以上、沢山のアンテイークショップが並んでいます。 幾つかの骨董通りがあり、 その一つには写真のように緋もうせんが敷いてありました。 このお店はこじんまりとした店構え、 食器を扱っているようで、店頭のディスプレーも一工夫。 模様の美しいケーキサーバーを何度も手に取り迷いましたが ぐっと堪えて次の出会いまでガマン、ガマン(笑) この骨董エリアは、二階建てで写真のような屋根もあり、 沢山のお店(家具、書画、日用品、時計など等)がはいっていました。 そのお店も、1軒ごとに区切られていてそれぞれ個性的です。 大きなポスター?もクラシカルでおしゃれでしょう? 街全体がノスタルジックでなんとも言えない郷愁があります、 扱う品はピンきりですが、世界からのお客さんが それぞれのお宝との出会いを求めて訪れるのですね。 土日は広い通りに、生活雑貨の市が立ちます。 例えば、革コート専門店、靴屋、アフリカの民芸品、など。 そのうちの一つ、とても目立つ四つ角にテントを構えていました。 それが写真のショーツ専門店です。 皆さん品選びに結構真剣でしたよ(*^_^*) 骨董の町クリニャンクールでのランチ。 いわゆるファーストフードのお店のようなところだと思います。 さんざんウインドウショッピングを楽しんでお腹もすいてきました。 庶民的なお店でとりあえずサンドイッチでも…と入店。 3品ぐらいを適当に選んで待つことしばし。 湯気を立てて運ばれてきた山盛りのムール貝。 あなたのPCでは湯気がみえますか? 見た目以上に、すばらしく美味しかったです。 軟らかく、甘く、ジューシーで… 値段は忘れましたが、 フランスパンつきでお手軽プライスだったことは確かです。 手前もパンつきサラダ、これは万国共通だな~と。 写真のサンドイッチ、「ターキー何とか?」という名前です。 じつは最初オーダーしなかったのですが 見た目、あまりに美味しそうだったので追加注文。 これまた、大当たり、日本でどうして売ってないのだろう?と 不思議なくらい美味しいと感じました。 ひょっとして、売っているところもあるのでしょうか。 ご存知の方がいらしたらお教えくださいませ。 2枚目の写真のサンドされているお肉がこれ。 ロンドンでも良く見かけたシシカバブー?のようなお肉で それをナイフで削ぎ切りしていきます。 甘辛い感じの味付けが、私好みでございました。 ともかく、安い、早い、美味しい! 全世界にその名も高い某ハンバーガーより、 断然、美味しい!と思います、ハイ。 あのムール貝と、このサンドイッチ、又食べたいな~。 懐かしきパリの『食べ物』たちではございます。(^ー^* )♪ 追伸:写真のフレンチポテト、とても食べきれるものではございません(笑) ニースから始まった、2003秋の南仏・パリ9日間の旅。 長らくお付き合いくださいましてありがとうございました m(__)m 思えば、海水浴を楽しんでいたニースの人々、 ワイン通ならずとも憧れのプロバンス。 そして、マロニエの紅葉に先駆けてのパリ... どの地も私にとって、大切な思い出を作ってくれました。 セーヌ川はその長い歴史を思わせてとうとうと流れ、 パリという都会の雑音と塵を吸いとって まだ余りある「すがしさ」を擁しています。 セーヌ川の流れあればこそ、 パリの文化は淀むことなく今日に息づいているような気がしました。 ちなみにこの写真、 私のパソコンのデスクトップの壁紙に使っていますが、 パソコンを開くたび、パリの香りを思い起こしています。 こんな小さな事柄が、私の旅の思い出、宝です。 午後のフライトでパリのシャルル・ド・ゴール空港をあとに トランジェット先のオランダに向かいました。 眼下には広い畑がお行儀よく並び 南仏の市場やパリのスーパーで見た豊かな食材を思うとき あ~パリは農業国でもあるのだな~としみじみ感じました。 世界に流通するチーズとワインという「美味」も合わせて 旅行者の心と胃袋をガッチリ捕らえます。 目とココロと胃袋にたっぷりのビタミンを与えてくれるフランス、 きっと、又来るからね! 飛行機の窓から遠ざかる大地に向かって 名残を惜しみながら感謝しました。 又いつか...パリ、 たくさんの思い出と、抜けるような秋晴れの日々をありがとう。 |